歯周病のお話3 ~歯周病の検査~その④

引き続きまして、今回は歯周病治療を進めていく要所要所で必要となる歯周ポケット検査について説明していきます。

 

<歯周ポケット検査>

これは歯周病のステージを判別するのにもっとも重要な検査で、歯と歯茎と骨の関係や、歯茎の炎症度合を知るのに必要不可欠な検査です。

具体的にはメモリの入った器具で歯と歯茎の間の溝の深さを測り、数値で記録していきます。

歯茎の炎症が強い部位や骨が溶かされている部位では特に数値が深くなります。この深くなった溝を歯周ポケットといいます。

多少のチクチクした痛みを伴う場合がありますが、歯周治療中のみならず、歯周病治療後も定期的にこの検査を受けていただければ、何かあっても症状がひどくなる前に早めの対処が可能です。

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ポケットプローブという器具で検査します

 

日本歯周病学会では                   

軽度の歯周病(初期) ポケットが3mm以下    

中等度の歯周病    ポケットが4~6mm     

重度の歯周病      ポケットが7mm以上    

と定められていて、当院でも同じ判定基準にしています。

また、実際はこのような深さによる歯周病の進行度合いの判断だけではなく、測定時にどれくらいの頻度で歯茎から出血をともなっているかも同時に記録することで、出血率として歯茎の炎症の度合も測定することができます。